気になる髪のべたつき原因とは？頭皮の肌質に合ったシャンプーを選ぶことが大切

汗をかきやすい夏は髪がべたついたり、ぺちゃんこになったり、ニオイを感じたり……
毎日ヘアケアをしていても、朝起きたときやお出かけ途中に気になることも多いですね。

今回はそんな髪のお悩みについて原因と解決方法をご紹介します。
べたつきやニオイを起こさない工夫は、お風呂時間に隠されているのかも！？

冬や春に比べ、蒸し暑い季節になってくると徐々に気になる髪の悩み。
原因はさまざまですが、特に6～9月は気候によるものとされることがあります。

まずは、以下から原因に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

梅雨から夏、秋にかけては、頭皮も汗をかきやすい時期に

6月ごろから梅雨入りし、梅雨明け後の7・8月は真夏日を観測する日が連日。9月に入ると残暑に加えて秋雨前線が停滞……と、約3～4か月にわたり日本の多くの地点で高温多湿状態が続きます。
このような気候となると、頭皮から汗や皮脂の分泌量が過剰に増えやすく、頭皮の臭いや汚れの原因になると言われています。

帽子を長時間被ることも原因に？

紫外線対策に利用する人も多い帽子は、長時間被ることで熱がこもり、頭皮が蒸れやすくなるとも。
汗や皮脂が過剰に分泌し、頭皮の毛穴が詰まりやすくなるとされています。

髪が正しく洗えていなのかも

毎日シャンプーなどを使って洗髪している人も多いと思いますが、正しい洗い方ができていない場合も考えられます。洗ってもスタイリング剤がきちんと落とせていなかったり、すすぎが不十分なせいで、ベタつきを引き起こすことがあります。

ほかにも、元々皮脂の分泌量が多い体質の人や生活習慣の乱れによって頭皮環境が乱れ、髪のターンオーバーが正しく行われずに髪トラブルに繋がることも挙げられます。

湿気や暑さが原因で髪の悩みが起こることもありますね。
まずは自宅でできるケア方法を試してみましょう。正しい髪の洗い方やシャンプーの選び方を知ると、ツヤツヤ髪へ近づくかもしれません。

シャンプーが自分の肌質と合っているか、確認してみましょう。

種類は主に「石鹸系」、「アミノ酸系」、「アルコール系」などがあります。

頭皮環境を整える上では、「石鹸系」や「アミノ酸系」がおすすめです。
「アルコール系」は洗浄力が強いですが、かえって皮脂の分泌量が多くなってしまう可能性があります。
これは、必要な油分まで奪われた頭皮は、皮脂を出して補おうとするためと言われています。

石鹸系シャンプー

石鹸を原料にして作られています。洗浄力がマイルドなため、頭皮が乾燥しがちな時におすすめ。
石鹸系シャンプーの後に酸性リンスを使うと、髪のきしみを和らげるとされています。

アミノ酸系シャンプー

パッケージに書かれた成分表示の最初の方に、｢グルタミン酸｣｢アラニン｣｢グリシン｣などが記載されています。
頭皮と髪の汚れを優しく洗い流してくれるため、頭皮トラブルを抱えているときにも比較的使いやすいです。
ただ、シリコンが含まれていないので、洗い上がりのパサつきが気になることがあります。

シャンプーの選び方が分かったら、髪の正しい洗い方や乾かし方を知りましょう。
詳しくは関連記事のコラムもチェック！頭皮のマッサージについても紹介しています。

いかがでしたか？きちんとケアしていても夏は季節柄、髪や頭皮がべたっとしてしまうことも。
そんな時は、スプレータイプのドライシャンプーを利用するなど、手軽に解消できるアイテムを取り入れてみるのもひとつです。
生活習慣の乱れが髪に影響することもあるので、健康的な生活を心掛けましょう。