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Column コラム

食育で子ども達を健康で輝く将来に導く

緑色の野菜が嫌いな子どもにおすすめの
克服方法

羽山涼子医師・キッズ食育マスタートレーナー

Column Vol.02

「子どものうちに身に付けたい3つの食習慣」についてお伝えするキッズ食育コラム。第2回は「食に興味を持ち色々な食材に親しむ習慣」についてお話します。

栄養バランスの取れた健康的な食事を続けるためには、好き嫌いをせず色々な物を食べられるようになって欲しいですよね。好き嫌いの少ない子に育つためには、好き嫌いが始まる幼児期にどう対応するかがポイントになります。今回は好き嫌いが起こるメカニズムとともに、この時期にお勧めの働きかけをお伝えします。

子どものうちに身に付けたい3つの食習慣

好き嫌いは子どもの成長の証

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離乳食が終了し幼児食が始まる頃になると、今まで食べていたものを食べなくなるなど好き嫌いが増える事があります。お母さんとしては好き嫌いの多い子に育ってしまうのではないかと心配になるかもしれませんが、幼児期の好き嫌いは子どもの発達に起因している事が多く、言い換えれば成長の証でもあるのです。

味覚と口腔機能が発達すると好き嫌いが始まる

好き嫌いが起こる原因の一つに「味覚の発達」があります。味覚は幼児期~学童期かけてどんどん発達していくため、子どもは成長とともに味を強く感じるようになります。すると同じ食材を口に入れたとしても、離乳食を食べていた頃よりも苦味や酸味など苦手な味も強く感じるようになり、受け付けられなくなることがあるのです。

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また幼児食になると口の機能が発達し食べ物をしっかりと咀嚼して食べるようになるため、食べ物が口の中にとどまる時間が長くなります。すると口の中で食感を楽しむようになりますが、食感が好みでないと、これも好き嫌いにつながります。

つまり味覚や口腔機能の発達が幼児期になると好き嫌いが出てくることの原因になっているのです。

好き嫌いの原因は味や食感だけではない

意外かもしれませんが、子どもの好き嫌いは「味や食感以外」が原因であることも多いです。その原因の多くは「嫌な経験と食べ物がリンクしてしまう」ことです。これを「味覚嫌悪学習」といい、多くの研究でそのメカニズムが証明されています。(Garcia et al. 1955)

具体的には「食べている時に怒られた」「食べようとしたらお父さんが変な味と言った」「食べた後にお腹が痛くなって吐いた」などで、このような経験と合わさると、その時に食べていた物に対してマイナスの感情がリンクしてしまい、食べ物に対しても「嫌なもの」とインプットされてしまうのです。

「食べてみたい」を引き出すことが好き嫌い克服のポイント

このようにして起こる子どもの好き嫌いにはどのように対処したらいいのでしょう。好き嫌いを克服するためのポイントは「子どもに食べさせる」のではなく、子ども自身の「食べてみようかな」という気持ちを引き出すことです。

一番簡単な方法はその食材に触れる機会を増やすことです。特定の食べ物を子どもが好むかどうかは、その食べ物に対してどれだけ親しみを感じているかで決まる、という研究結果も出ています。(Journal of human nutrition and dietetics 20.4 (2007): 294-301.)。食卓に出すことで「目に触れる」機会を増やしたり、野菜を洗ったり調理したりすることで「手で触れる」機会を増やしたりしてみましょう。

また、大人からの声かけもとても重要なポイントになります。好き嫌いに対する心理学的なアプローチを研究した論文によると、肯定的な声かけをされた食べ物に対しては摂取量が増加することがわかっています。(Journal of nutrition education and behavior 51.5 (2019): 519-527.)

「○○を食べないと大きくなれないよ」というデメリットを伝える声かけではなく、「○○を食べるとサッカーがうまくなるよ」など、食べることで得られるメリットを伝える声掛けを心がけたいですね。メリットの部分については、「風邪ひかなくなるよ」「頭が良くなるよ」「お肌がつるつるになるよ」などお子さんの興味に合わせて伝えると、より一層効果的ですよ。

「食べてみたい」を引き出せたらそれを「成功体験」につなげる

子どもが苦手な物に挑戦することができた時は、それを成功体験につなげることが大切です。「食べてみたら美味しかった」という経験になるのが一番理想的ですが、それと同じくらい効果的なのが「食べてみたらお母さんが嬉しそうだった」という経験です。お子さんが一口でも食べられた時は一緒に喜んであげてください。その経験が「また食べてみよう」の気持ちにつながりますよ。

緑の野菜が苦手な子は美味しい緑の体験を

子どもの好き嫌いの中でも、ほうれん草などの葉物野菜は「食べない」というお子さんも多いですよね。緑色の野菜は栄養価も高く、子どもにも積極的に食べてもらいたい食材ですが、子どもは緑色の食べ物を嫌がる傾向があります。これは「緑=未熟」と判断するという本能でもあるので、緑色の食べ物を好きになるためには「緑色でも美味しかった」という経験を重ねることが必要です。

そこでクロレラの緑を使って美味しいグリーンスムージーを作ってみましょう。今回は緑色を美味しいと感じてもらう事が一番の目的なので、ベースのスムージーはフルーツたっぷりにしてあります。お子さんの大好きな味なので、是非試してみてくださいね。

グリーンスムージー

グリーンスムージー

■材料

牛乳
150㏄
バナナ
1/2本
りんご
1/4個
パイナップル(缶詰でも可)
輪切り1枚
サン・クロレラAパウダー for Cooking
1/3包(1g程度)

■作り方

  1. バナナは輪切りにして冷凍しておく。
  2. りんご、パイナップルを一口大に切る。
  3. 材料を全てミキサーに入れ、よく撹拌する。

バナナは熟したものを使う方が甘味が強くなり、より飲みやすくなります。クロレラの量は好みで調整していただいて構いません。最初は少なめにして薄い緑色から始める方がお子さんも抵抗なく飲めますよ。

次回は「健康な大人になるための味覚を育てる」をお届けする予定です。

Profile

羽山涼子

羽山涼子医師・キッズ食育マスタートレーナー

京都で医師として働く傍ら、日本キッズ食育協会のキッズ食育マスタートレーナーとして活動中。子どものための食育スクール「青空キッチン京都仁和寺校」主宰。

内科医として経験から子どもへの食育の重要性を感じていたものの、自身の子育て中に子どもに伝える難しさを実感しました。そんな時に「キッズ食育」と出会い、子ども達に楽しく伝える食育を学びました。「子ども達が楽しく食と触れ合うことで自然と食への関心が高まり、自分の体を気遣う事ができるようになる」。そんな食育がもっともっと広がる事を願い、日々活動しています。

羽山涼子

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