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新生活を前に住空間を見直そう!目にいい環境とは~前編~
テレワークや家で過ごす時間が増えたことから、自宅での過ごし方について考え直す機会が増加した方も多いのではないでしょうか。おうち時間の増加で得られるメリットはありますが、その一方でデメリットもあります。その一つが生活スタイルの変化による、視力の低下です。
今回は、新生活を迎える前にできる、目にいい空間の作り方についてご紹介します。目の健康を考えた空間にすると、集中力やリラックスの質が上がる効果が期待できます。
【ライタープロフィール】
ムダを省くをモットーに、在宅時間を快適に過ごすことを日々模索中している30代母です。不動産コンサルタント業務の経験から、住み心地のよい快適な住環境についてお伝えします。
まずは目の疲れをチェック!
パソコンやスマートフォン、テレビなどを長時間見ていると目の疲れがたまってしまいます。画面を見ることでまばたきの回数が減って乾燥したり、目を酷使していることが原因です。
目の疲れと眼精疲労は違います。目の疲れは一時的なものですが、眼精疲労は疲れが蓄積された結果で、そのままにしていると視力低下などのさまざまな症状が起こるかもしれません。
まずは自分の目の疲労具合をチェックしてみましょう。
・1日5時間以上スマートフォンやタブレット、モニターなどを見ている
・目がかすんだり、渇きを感じる
・目の奥が痛い、熱いと感じる
・目が乾く
・まぶたや頭が重い
・まぶたがけいれんする
・涙がよく出る
・首や肩がこっている
1つでも当てはまるものがあれば、目が疲れている状態です。気になる症状があれば、早めに医師へ相談しましょう。
目の健康に重要な3つのポイント
目の健康を維持するためには、まずは目が疲れない環境にすることが大切です。目が疲れる環境をそのままにしていると、集中力の低下やリラックスできずにストレスが溜まるといった事態を招きかねません。おすすめの目にいい環境づくりに大切なポイントを3つご紹介します。
(1)明るさ
直接光が目に入らないことと、明るさは明るすぎても暗すぎてもよくありません。
ルクスとは、明るさを表す指標であり、大きな数値であるほど明るいです。机で勉強するときは約150〜300ルクス、テレビを見るときは約30ルクス必要です。
(2)温度と湿度
温度は17〜28度、湿度は40〜70%が目にとって快適な環境です。
特に温度は寒すぎると目の血管が萎縮してしまいますので、無理なく過ごしやすい温度と湿度で過ごしましょう。
(3)姿勢
テレビやスマートフォンを見るときは、画面と目に適度な距離を保てないと、目が疲れやすくなります。テレビの大きさには関係なく、なるべく約2mの距離をとることが望ましいとされています。
また、首や背中を曲げていたり、無理な姿勢や同じ姿勢でいると目や肩こりの原因となります。なるべく背筋を伸ばして首を曲げすぎないように気を付けてください。
快適な住環境が目にもいい!
スマートフォンの普及により視力低下が加速している現代では、目を酷使するのが日常となってしまっています。新生活を機に、目にとって過ごしやすい環境を考えてみるのもいいかもしれませんね。
後編では照明の使い方や、目にいい色についてご紹介します。