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新生活を前に住空間を見直そう!目にいい環境とは~後編~
目にとっての環境を考える機会はあまりないかもしれませんが、目にいい環境を作ることは生活の質を向上させることにつながります。新生活を機に、目に優しい環境を確認していただき、新たな生活空間の作り方の参考にしてみてください。
前編では目にいい環境について解説しました。後編ではお部屋の照明やインテリアについてご紹介します。
【ライタープロフィール】
ムダを省くをモットーに、在宅時間を快適に過ごすことを日々模索中している30代母です。不動産コンサルタント業務の経験から、住み心地のよい快適な住環境についてお伝えします。
照明は使い分ける
照明の色には、自然で色味のない昼白色、オレンジがかった温かみのある電球色、青みがかったさわやかな昼光色などさまざまな種類があり、さらにシーンによって必要な明るさも変わります。
脳の活動を活発にさせるのは、昼白色か昼光色です。反対に、電球色はリラックスさせる効果があります。
勉強や仕事など集中したいときは、昼白色か昼光色の照明にして、眠る前は電球色の間接照明を利用するなど、シーンに合わせて照明を使い分けるとさらに快適に過ごせるようになります。
最近では1部屋に複数の照明があり、過ごし方によって変えるご家庭が増えています。
またライトによっては色や明るさを調整できるものもありますので、一度過ごし方によって照明を変えてみてください。
目にいいだけでなく、気持ちの切り替えや集中力を高めるといった効果も期待できますよ。
緑色が目にいいって本当?
「疲れたときは遠くの山を見るといい」、「緑色は目に優しい」という言葉を聞いたことはありませんか?実際に効果を実感する機会は少ないのかもしれませんが、結論からお伝えすると緑色は目にいい色です。
まず、緑色は心理的にリラックスできる効果があります。また、目が捉えることができる色の中ではもっとも目への負担が少ない色です。
緑色は目に優しく、リラックス効果のある色なんです。
さらに、遠くのものを見るときは毛様体筋というピント調節する筋肉がリラックスします。近いところのものを見るよりも遠くのものを見るほうが、目は疲れにくいのです。
長時間パソコンやスマートフォンを見たときは、遠くの山を見ると目の疲れがいったんリセットされます。
自宅のワークスペースの一角に観葉植物など緑色のものを置いて、時々それを眺めるだけでも効果はあります。観葉植物の大きさや本物かフェイクかで大きな違いはありませんので、お好みのものを置いてみてくださいね。
休憩の頻度は1時間に10〜15分程度がおすすめですが、気が付いたときに遠くを見るだけでも、視力低下の抑止力と目の負担を軽くする効果が得られます。
目にいいお部屋は過ごしやすいお部屋
目にいい環境を整えることで、在宅ワークやリラックスタイムの質が向上しそうですね。最近は長時間のスマートフォン利用などから、目の疲れがたまっている方も多いようです。
新生活に向けて、目だけでなく体にも心にも快適な環境をつくっていきましょう。