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コラム

冬の乾燥におすすめの栄養素は?乾燥対策で潤いのある肌へ~前編~

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寒さが厳しい季節となりました。空気が乾燥する冬は、肌もとてもデリケートになります。

そこで今回は、冬に肌が乾燥する原因と予防効果のある栄養素をご紹介します。

【ライタープロフィール】
栄養士の資格を生かし、美容サロンで食生活のアドバイスを行っています。普段の食事からサプリメントの活用方法など、日常生活に取り入れやすい提案が得意です。

冬の乾燥と肌への影響

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冬に肌が乾燥する原因は、湿度だけではなく、冬ならではの原因があります。

・空気の乾燥
肌に最適な湿度は、65〜75%といわれています。湿度が50%以下になると、肌の水分が蒸発しやすくなり、急激に乾燥が進みます。
東京都の冬の平均湿度は46%で、最低湿度が10%近くになることもあり、エアコンなどの暖房を使用することでさらに乾燥が進みます。
たとえば、室温5℃で湿度50%の部屋を、加湿をせずに20℃まで温めた場合、湿度は20%となってしまうのです。これでは、肌や髪への影響も免れません。

・循環の低下
人間の体は、寒くなると血液の循環を脳や心臓などに集め、皮膚への循環を減らします。そうすることで、皮膚からの放熱を抑えて、体温の低下を防いでいるのです。
肌への血液循環が低下し、栄養が不足すると、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れます。するとニキビ跡やシミの原因となるメラニンも排出されずに、古い細胞とともに蓄積されます。

このように肌トラブルが発生しやすくなってしまうので、体の冷えには注意が必要です。

肌の乾燥を予防する栄養素

肌は毎日摂取する栄養素からつくられています。

スキンケアで丁寧に肌のケアをしても、偏った食生活では美肌を手に入れることはできません。肌の乾燥を予防する栄養素をご紹介しますので、ぜひ意識してみてくださいね。

・タンパク質
髪や肌、筋肉や内臓など、体をつくるもととなる栄養素です。
肌のハリや弾力を保つコラーゲンを生み出す役割もあるので、不足すると体力や免疫力の低下だけではなく、肌や爪、髪に潤いがなくなり乾燥を引き起こします。

・ビタミン
栄養素の吸収や代謝に関わる栄養素です。ビタミンは全13種ありますが、中でもビタミンAは、肌を正常に保ち、潤いを維持するために必要なビタミンです。
また、ビタミンCは、コラーゲン生成に必要な栄養素なので、肌のハリや弾力を保つために積極的に摂取しましょう。

・ミネラル
健康的な体の維持に必要な栄養素です。人間の体に必要とされている必須ミネラルは16種ありますが、亜鉛は、新陳代謝やエネルギー代謝を正常に保つ役目を担っています。
肌のターンオーバーを正常に保つためにも、不足しないように気を付けましょう。

毎日のケアを継続して潤いのある肌へ

肌は内臓の鏡ともいわれており、潤いのある肌に近付けるには腸内環境を整えて肌のターンオーバーを促進する必要があります。
体に吸収される栄養の量は決まっているので、毎日摂り続けることが大切です。

後編では、肌を乾燥させてしまうNG習慣と栄養を効果的に摂る食習慣についてお伝えします。