ストレス解消に!リラックス効果のあるドリンクとリラックスタイムの過ごし方
現代社会においては、自分に合ったリラックスタイムを持ち、上手くストレスと付き合っていくことが大切です。
また、毎日元気に過ごすためには、オン・オフの切り替えも大切です。オフのときは、心も体もリラックスして、ほっとできる時間を過ごしましょう。
今回はリラックス効果が期待できる食材を使ったおいしいドリンクをご紹介します。おうち時間やお風呂上がりのくつろぎタイムにおすすめです。
また、リラックス効果を高めるための過ごし方についてもご紹介していきます。
【ライタープロフィール】
精神保健福祉士の資格を活かし、こころの病気がある方やそのご家族、さまざまな悩みを抱える方の相談や支援を行っています。「心と体はつながっている!自分の体を大切に」をモットーに、心と体の健康を維持するためのちょっとしたコツをお伝えしています。
リラックス効果が期待できる食材とは?
リラックス効果が期待できるおすすめの食材は4つ。スーパーでそろう身近な食材をご紹介します。
抹茶
大人の女性に人気の抹茶には、アミノ酸の一種であるテアニンが豊富に含まれています。いま健康によいと注目を集めるテアニンは副交感神経を活性化させ、高ぶった気持ちを落ち着かせるリラックス効果が期待できます。
りんご
「1日1個のりんごで医者いらず」といわれるりんごには、心や体にうれしい栄養素が豊富に含まれています。例えば、りんごのみずみずしくほんのり甘い香りにはリラックス効果があり、枕元に置いて寝ると安眠効果が期待できます。
またりんごの皮に含まれるセルロースとペクチンは腸内環境の改善に欠かせない食物繊維の一種であり、デトックスしたい方におすすめです。
はちみつ
甘いものを食べると心が穏やかになるのは、血糖値が上がり興奮作用をもつアドレナリンの分泌が抑制され、副交感神経が優位になるためです。はちみつに含まれる果糖は急激な血糖値の上昇を防ぎ安定した血糖値を維持できるため、継続したリラックス効果が期待できます。
チョコレート
チョコレートに含まれるカカオの苦み成分であるテオブロミンには、「幸せホルモン」といわれるセロトニンの働きを助け、自律神経を整える作用があります。チョコレートの中でもカカオ成分を多く含むハイカカオチョコレートがおすすめです。
心を休めるリラックスドリンク
おすすめ食材を使った簡単に作れるリラックスドリンクを2つご紹介します。
チョコレート×牛乳×ココアパウダー
材料(1杯分):
・ココアパウダー:大さじ3
・牛乳:150ml
・チョコレート:15g
・お湯:50ml
作り方:
ココアの粉末とチョコレートをカップに入れお湯で溶かし、温めた牛乳を加えてよくかき混ぜたらできあがり!
ココアのほろ苦さに甘いチョコレートと牛乳が合わさって、贅沢な味わいのドリンクです。
りんご×はちみつ
材料(1杯分):
・りんご:1/6~1/4個
・レモン汁:小さじ1
・はちみつ:大さじ1~1.5
・お湯:200ml
作り方:
りんごを皮ごとすりおろし、その他の材料を耐熱グラスに入れてよくかき混ぜるだけ。
りんごとレモンのほのかな酸味とほんのり甘いはちみつがマッチしているので、甘いものが苦手な方にもおすすめです!
リラックス効果が期待できる食材を組み合わせることで、心も体もほっこりできるおいしい飲み物を作ることができます。
本日ご紹介したレシピ以外にも、ぜひオリジナルのジュースや飲料を試してみてくださいね!
リラックスドリンクで心を休めましょう!
ここからは、リラックス効果を高めるための過ごし方についてご紹介します。
夕方に軽い運動を行う
体温がもっとも高くなる夕方に、ストレッチやウォーキングなど少し汗ばむくらいの軽い運動を行うと、血流がよくなり睡眠の質が上昇します。
また運動による深い呼吸は副交感神経を優位にさせるため、よりリラックス効果が高まります。
ナイトルーティンを決める
夜はその日のさまざまな出来事を思い出すなど、疲れやストレスが溜まりやすい時間帯でもあります。そんな時間をリラックスタイムに変えるおすすめの方法は、ナイトルーティンを決めることです。
お風呂は21時に入る、23時になったら照明を暗くするなど夜の行動が習慣化されると、脳が睡眠に向けて状態を整えられるようになり、気持ちのオン・オフがつけやすくなります。
香りのある生活を楽しむ
芳香成分は自律神経やホルモンバランスを司る視床下部に直接働きかけるため、自律神経が整います。すると、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスした状態になります。自分の好きなアロマやお香などで香りのある生活を楽しみましょう。
質のよい睡眠をとるための注意点
睡眠には1日の疲れやストレスを軽減する作用があります。その一方で、ストレスが原因で睡眠の質が低下することも。
睡眠の質を高めるために、就寝前に以下のようなことを行っていないかチェックしてみましょう。
就寝前のカフェイン・アルコールの摂取
カフェインやアルコールには交感神経を優位にし脳を覚醒させる作用があるため、寝つきが悪くなったり夜中に何度も目が覚めたりと睡眠にさまざまな影響を与えます。
夜、アルコールやカフェインを飲む場合は、就寝の4時間前までにしましょう。寝る前に何か飲みたいと感じたときは、水やハーブティー、こちらでご紹介したリラックスドリンクがおすすめです。
寝る直前の明るい照明やスマートフォンの使用
夜眠くなるのはメラトニンというホルモンが分泌されるためです。メラトニンの分泌と光には深い関係があり、メラトニンの分泌量は日が落ちる夜に増加します。しかし、明るい照明の部屋に長時間いたり、寝る直前までスマートフォンを使用したりすると、メラトニンの分泌量が抑制され入眠がスムーズにできなくなってしまいます。
夜はオレンジ色などの暖色系の照明を使用し、寝る1時間前からはスマートフォンやパソコンの使用はなるべく控え、使用する場合は画面の明るさを抑えるなどしましょう。
日常生活にはストレス要因があふれていますが、夕方からの過ごし方を少し変えるだけで心と体がリラックスした状態へと導かれます。
リラックス効果のある食材とリラックスできる環境を整えて、心穏やかな毎日を送りましょう!
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